【アイマス】ミキがミキであるために
1- 20
19: ◆xxLVUHZFyEbH[sage saga]
2018/11/24(土) 21:33:07.28 ID:jfv827hPo
「ミキのこと、ずっと見てたでしょ」

「プロデューサーだからな」

「落ち着かないからやめてほしいの」

「あ、ああ。すまない。でもさ、美希が楽しそうで、キラキラしてて。目をそらせなかったよ。」

「キラキラ?」

「そう。これからはじろじろ見ないように気をつける。ごめんな」

「意味わかんないの」

美希は頬が熱くなるのを感じて、椅子から立ち上がり、男に背を向けた。
キラキラ、と言う言葉が美希の心に深く刺さった。
曖昧な表現だったが、それゆえに却って美希は気に入った。

「楽しかったの」

「え?」

「帰る準備するの」

「ああ、わかった。待ってるよ」

男に言葉を投げつけて、美希は更衣室に向かった。

その日を境に、美希はレッスンを休むことはなくなった。
しかし、オーディションが近づくにつれて、練習の種類、負担共に増えていった。
それでも、美希はそれ以上に知らなかったことを覚えるのが楽しかった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
20Res/16.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice