ハルヒ「意気地なし!」キョン「俺はやる気がないだけだ」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2018/11/20(火) 22:13:36.05 ID:ZMsgH7zP0
朝比奈さんとは、一学年先輩の可憐な美少女であり、我がSOS団の専属メイドだったりする。
活動中はもっぱらメイド服を着ており、その着替えの為に、俺はこうして追い出されていた。

ちなみに団体構成員はあと2名存在しており。

古泉「んっふ。ご機嫌いかがですか?」

今まさに白々しく機嫌を伺ってきた、無駄に爽やかなスマイルが腹立たしい、古泉一樹と。
今ごろは部室内で本の虫になっているであろう長門有希。以上の5名が主要メンバーである。

それから度々スペシャルゲストとして朝比奈さんの同級生である鶴屋さんが乱入することもある。見目麗しい先輩なので、彼女は大歓迎だ。
残念ながら本日はいらっしゃらないようだが、廊下ですれ違った時などに快活な笑顔でエネルギーを注いでくれる為、今のところは寂しさを感じていない。目下の問題は、当たり前のように隣に佇み、顔面に薄ら笑いを貼り付けた古泉から如何にして距離を取るかだ。近いんだよ。

キョン「暑苦しいから向こうに行け」

古泉「どうやらご機嫌斜めのようですね」

キョン「見ればわかるだろ」

古泉「むふ。顰めっ面のあなたも唆りますね」

もう駄目だ。気持ち悪すぎる。吐きそうだ。
俺はすぐさま廊下の反対側へと移動した。
悍ましい微笑を浮かべる古泉を視界から外して、窓の外を眺めて腐りかけた眼球を癒した。


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