ハルヒ「意気地なし!」キョン「俺はやる気がないだけだ」
1- 20
11:名無しNIPPER[sage saga]
2018/11/20(火) 22:29:40.53 ID:ZMsgH7zP0
ハルヒ「ふぅん? あんたにしては上出来ね」

キョン「は?」

ハルヒ「本当は来る前にメイド服を着て待ち伏せて、みくるちゃんを覗きに来たあんたをびっくりさせてやるつもりだったんだけど、まさか私が着替えを覗かれるとは思わなかったわ! やるじゃないの! ちょっとは見直したわ!!」

満足そうに腰に手をやって仁王立ちする団長。
恥じらいなど一切なく、堂々としていた。
俺は居た堪れなくなり、そっとドアを閉めた。
昨日と同じように扉に背を預けて、天を仰ぐ。
そして恩人である宇宙人に感謝した。

ありがとよ、長門。
お前のおかげで、ハルヒに欲情せずに済んだ。
昨日パンツを見てなかったら、大変だったぜ。

まるで悟りを開いた僧侶のような、平静。
澄み切った思考を保ちながら、ふと思う。
もし、本能のまま、ハルヒを襲っていたら。
あいつは俺を嫌っただろうか。それとも。

そこまで考えて、不意に現実に引き戻される。

古泉「ご機嫌、如何ですか?」

知らぬ間に隣に佇んでいた古泉を横目で睨む。

キョン「見ればわかるだろ」

古泉「あはっ。今日は機嫌が良いようですね」

せっかく良い気分だったのに、台無しだ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
28Res/27.62 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice