まゆり「あなたは誰ですか?」岡部「……ッ」
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97: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/21(水) 02:54:02.52 ID:6XOGb91so

岡部「……すまん、いまいちよくわからんのだが、それをしたところで何になるのだ?」

紅莉栖「簡単に言うと、あの時コピーしたまゆりの記憶本体と直接会話ができるようになるわ」

岡部「な、なにっ!? ということは、普通にまゆりと、会話できるのか!?」

紅莉栖「だからそう言っとろーが。混乱しすぎ」

岡部「それは、是非ともお願いしたい! 今の状況をまゆりに話しておきたいのもあるが、あのまゆり(仮)のことについても色々と相談してみたい!」


 まゆコをラボに案内した日から既に2、3日が経過していた。その後まゆコは自分探しの旅がしたいなどと言って、ほうぼうをひとりでさまよい訪ねているらしかった。と言っても池袋か秋葉原がメインらしいので安心ではある。
 その間、俺たちの知らないところで、たくさんの知識と経験を得て、新たな自己を形成していることだろう。そんなまゆコを、まゆりはどう思うだろうか。


岡部「それで!? いつ完成するんだ!?」

紅莉栖「そんなすぐにはできないわ。擬似サーキットの構築だけじゃなくて、モデリングや音声サンプリングもしないと―――」

紅莉栖「あ、そっか。あのまゆり、つまり、まゆコさんにもちょっと手伝ってもらわないといけないわね」

岡部「そうなのか? それなら俺から連絡を取ってみよう。もしもし? まゆコか?」



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