まゆり「あなたは誰ですか?」岡部「……ッ」
1- 20
22: ◆/CNkusgt9A[saga]
2018/11/20(火) 21:54:48.98 ID:TX6juVmuo

まゆりの部屋



 椎名家の団欒に乗り込んだ俺は、娘さんと一晩寝させてください的な発言をしてしまったのだが案外あっさりOKが出たので逆にこっちが面を食らってしまった。とりあえずまゆりの今日の容態の説明と、明日の朝一で俺がまゆりを病院へ連れていく約束をした。
 俺は自分の家に一度帰り、風呂にサッと入ってから椎名家に戻ってきた。他意はない。


まゆり「えっへへー。こうやって一緒にベッドに入るの、なんだか懐かしいねぇ」ニコニコ

岡部「あれはいつのことだったか……俺がまだ能力に目覚める前、聖戦の鐘がこの世界に響き渡らんとしていた―――」

まゆり「オカリン」

岡部「って、話を遮るんじゃ――」

まゆり「あり、がと……ムニャムニャ」

岡部「……もう眠ったのか?」


 返事は待っても来なかった。やはりまゆりは相当我慢していたのだ。最後のムニャムニャの中に「オカリンスキー」とかいうロシア人の名前のような音声が聞こえたような気がしたが気のせいだろう。
 俺は今日一日頑張ったまゆりのくせの強い髪の毛を飼い犬のように撫でまわしてやった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
149Res/156.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice