43: ◆30lx83ehPU[saga]
2019/01/21(月) 00:04:18.44 ID:pUcjM9890
あれだけ元気なら必要ないかもしれないけど、一応フォローくらいはしてやろう。
「ごめん、大崎。また後で」
大崎との会話を切り上げるのは少し惜しいけど、またいつか話す機会くらいはあるだろう。
……あるかな?
「あ……あの……」
「ん?」
不意に大崎に呼び止められる。
「パン……あ、ありがと……ね」
「……。……ん、どういたしまして」
それだけ返し、友人の元へ向かう。
話す機会くらいなら、これからもありそうだ。
これが、となりの大崎との初めての会話だった。
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