14: ◆30lx83ehPU[saga]
2018/11/20(火) 09:24:21.51 ID:oWf9HBCI0
話を聞くと、いつも昼休みに弁当を食べていると必ず隣の席にいるから覚えていたそうだった。
いつも一緒に食べている二、三人の友人たちについて覚えているか聞くと、流石にそこまでは覚えていないと笑われた。
大崎甘奈に近付きたいという一心であの席に近い俺と一緒に昼食を食べているのにと思うと、少しだけ彼らがかわいそうだった。
今度こそ、保健室を出ようとすると、
「確認だけど…甜花ちゃんに、変なことしてないよね?」
とだけ聞かれた。笑顔で。でも圧があった。
苦笑いしながら保健室を出る。
これが、となりの大崎との最初の接点だった。
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