49: ◆JeBzCbkT3k[saga]
2018/11/14(水) 21:00:17.01 ID:Nn2yIfhz0
そど子は「それは――」と少し言い淀んだ後で言葉を続けた。
「再会の約束ってこと?」
「まあ、そうとも言えるな」
「冷泉さん、どれだけひねくれてるの?」
「余計なお世話だ」
「……まったく」
そう言って、毒が抜け落ちたようにそど子は笑った。
生徒名簿の載ったボードを持った右手を、横へおろす。
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