彼女は窓フェチの変態だった
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74: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/11/16(金) 00:04:14.97 ID:6W5BK61q0

『これ見て! 綺麗でしょ』

 放課後のことだ。
 教室で課題を解いていたら、ブレザー姿の彼女が生き生きとした様子で実験の成果を見せに来た。
 小さな黄色っぽいガラス片だった。

『お前が作ったのか?』

『そう。植物から作ったのよ』

『ええ……植物からなんて、よくそんな発想できたな』

『たっくんのおかげなんだよ』

 俺のおかげ? 俺は意味がよくわからず、首をかしげた。

『たっくん、昔細い草の葉っぱで怪我をしたことがあったでしょ? それを思い出してね、触っても怪我をしない柔らかい葉っぱと、切り傷ができる硬い葉っぱって何が違うんだろうって、調べてみたの』

 彼女はレポートを俺に差し出した。


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