彼女は窓フェチの変態だった
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52: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/11/14(水) 19:30:55.43 ID:oG3MxUaR0

「おい、いい加減起きろ」

 坂田が俺の頬をぺちぺちした。
 そうだった、俺は病院で倒れたんだ。
 すぐに目を覚ますべきだったのに、すっかり現実のことなんて忘れていた。

「とりあえず、今日は診察してもらえることになったからな」

 坂田はわざわざ付き添ってくれた。折角の休日をこんなことで潰させてしまって、申し訳ない。

 CTスキャンをしたり、長々と精神科医の質問に答えたりした。
 CTスキャンの結果は異状なし。
 精神科医には、記憶が欠けていることは話したが、夢の内容については伏せておいた。

「恋人が廃人状態となったショックで、健忘を起こしているようですね。しばらく様子を見ましょう」


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