彼女は窓フェチの変態だった
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5: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/11/12(月) 20:50:44.76 ID:/ibNvBIF0

「僕は君の行く末を見届けることを楽しみにしているんだ。さあ、選びなよ。君は、まずどの窓へと進むのかな」

 窓、いくつもの、窓。そのほとんどに見覚えがあるような気がしたけれど、全く見たことがないものもある。
 ここが俺の心象世界だというのなら、何故俺の心には到底存在していなさそうなものがあるのだろう。

 違和感を覚えながらも、俺はとりあえず心地良さを感じる窓枠へと手を伸ばした。
 白く塗装された木の枠の、綺麗な窓。

「君の忘れ物を探しに行くんだ」

 青年の声が耳に届くと同時に、窓から放たれた眩い光に包み込まれた。


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