156: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/11/19(月) 20:54:06.10 ID:Co1Z/VQm0
草原を駆け、雪の結晶が舞う世界へ入った。
どうして雪の結晶ってこんなに綺麗なんだろうな。自然には不思議がいっぱいだ。
青と白ばかりが広がっている。
心まで凍らされそうな景色だが、不思議と寒くはない。
子供の頃、彼女や同級生と雪遊びしたことを思い出した。
かまくらや雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり……。
目に雪玉を当てられて「いたい、いたい」と泣いてしまった璃奈を慰めた日もあったな。
その時の光景が、吹雪の中に一瞬見えた。
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