140: ◆O3m5I24fJo[saga]
2018/11/19(月) 00:02:21.73 ID:Co1Z/VQm0
目を覚ますと、俺は涙を流していた。
そして、クォ・ヴァディスのことをちょっとだけ憎く思った。
彼が璃奈と契約しなければ、彼女が心を壊すことはなかった。
けれど、その契約がなければ俺は今頃死んでいた。
感謝の気持ちがないわけでもない。
複雑な気持ちを抱えながら、俺は朝の支度を始めた。
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