魔王「もう、やめんか勇者よ……」
1- 20
137:名無しNIPPER[sage]
2018/11/14(水) 18:01:33.13 ID:Y/T4qpNB0
勇者「おーい、雨零?」

雨零(ママも早く追い返してよ)

雨零母「……。雨零の部屋はあそこよ」

雨零(ママッ!?)

勇者「ありがとうございます。おーい雨零、大丈夫か?」

雨零母(なんだか、不思議な魅力を感じる子ね……)

雨零(大丈夫。鍵がかかってるし、入ってこれない)

勇者「ん、なんだ固いな?」

雨零(ほら、早く帰って!)

バギィッ!!

勇者(何か変な音したけど大丈夫だよな?)

雨零(な、なに!! か、鍵が壊れた?)

勇者「よ、雨零。なんだ、結構元気そうじゃねーか」

雨零「な、何か用?」

勇者「風邪ひいてんだろ? 治してやるから目を瞑ってろ」

雨零「は、な、何よ! 寄らないで!!」

勇者「大丈夫だって、一瞬だから」

雨零「や、やめて……お、お願いだから」

勇者「寒いのか? 身体が震えてるぞ」

雨零「近寄らないでってば!!」ガクガク

雨零(だめ、オタクの顔が……頭から離れない……)

勇者「う、雨零?」

雨零「いやぁぁ――ッムグ!?」

勇者が雨零の口に手のひらを当てる。

勇者「ほら、飲み込め」

雨零(な、何これ。甘いくて心が落ち着く)

勇者(聖力は一般人が体内に取り込めば、万能薬となる。おっと危ない、これ以上与えると中毒になる)

勇者「どうだ、楽になったろ」

雨零「うん。何を飲ませたの?」

勇者「力の源だ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
179Res/112.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice