32:名無しNIPPER[saga]
2018/11/18(日) 20:37:05.84 ID:7ZHX5iqX0
長門 (明石の説明を受けた後、第六駆逐隊が工廠を出ていった)
長門 (第六駆逐隊の艤装に装備された51cm連装砲)
長門 (本来駆逐艦には装備不可能だが、陸奥のもたらした新技術により装備可能となった)
長門 (とはいえ駆逐艦にとって重量過多となることに変わりなく)
長門 (他の装備を全て外した上で一隻につき1基2門が限界、さらに駆逐艦の快速も失われた)
長門 (提督は装甲の薄い駆逐艦を後方支援砲撃艦として活用する気か)
長門 (しかし一隻につき主砲1基だけで艦載機も無しでは弾着観測射撃も出来ない)
長門 (第六駆逐隊をこんな姿にまでして提督は何を考えている……)
長門 「明石」
明石 「はい?」
長門 「こんな嫌な任務をさせてしまって済まない」
明石 「私のことはいいんです。あの子達の方がよっぽどか辛いですよ。ただ、六駆の子達も思ったより大人だなって」
長門 「ん?」
明石 「電ちゃんがさっき、出撃中に音楽を聞く許可を求めたでしょう?」
長門 「ああ」
明石 「今なら長門さんも断り辛いって思ったのかもしれません」
長門 「電はそんな計算高いタイプじゃないだろう。確かに許可したが」
明石 「勿論計算高い子じゃありません。この場合は状況判断に長けると見るべきです」
明石 「あの子達は私達が思っている以上の成長を遂げるかもしれません。乗り越えてくれることを期待しましょう」
長門 「そうだな……」
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