140:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 22:59:19.87 ID:0tso6QQ40
電 「ゲホッ、ゲボッ……ハァ、ハァ」
長門 「気がついたか……」
雷 「馬鹿ッ!」
141:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 23:06:35.94 ID:0tso6QQ40
雷 「この後に及んでまだそんなこと言う?」
雷 「長門さんが電を床に降ろして人工呼吸してくれなかったら今頃どうなってたかと思うと……」
雷 「まだ身体の震えが止まらないわ……」
142:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 23:12:23.92 ID:0tso6QQ40
ギュッ
電 「!?」
雷 (長門さんが電を抱きしめてる……)
143:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 23:16:49.55 ID:0tso6QQ40
電 「……さっきお昼寝してたら、夢に響ちゃんが出て来たのです」
電 「恨めしそうにこっちを見て、電がいくら謝っても何も言わないのです。そして暁ちゃんも出て来て」
電 「二人で黙って電を見ているのです」
144:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 23:20:00.36 ID:0tso6QQ40
雷 「いい? 電」
雷 「暁も、響も、電を怨むような性格じゃないでしょ?」
雷 「それに二人を助けられなかったのは雷も同じ」
145:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 23:24:03.80 ID:0tso6QQ40
長門 「そう思うのなら響の、暁の無念を晴らせ」
電 「長門さん……」
長門 「雷と力を合わせて戦艦水鬼を沈めてみせろ。勿論私も戦う」
146:名無しNIPPER[saga]
2018/12/26(水) 23:25:58.96 ID:0tso6QQ40
今回はここまで。
読んで下さった皆さんありがとうございました。
147:名無しNIPPER[saga]
2018/12/28(金) 20:00:08.06 ID:9bq+h7BI0
電 (考えてみたら、危うく電は無駄死にするところだったのです)
電 (電がさっき死んでたら戦艦水鬼に復讐出来なかったのです)
電 (せめて暁ちゃんと響ちゃんの仇を討ってそれからあの世に行けば……)
148:名無しNIPPER[saga]
2018/12/28(金) 20:05:55.38 ID:9bq+h7BI0
雷 「長門さん」
長門 「雷、廊下まで見送らなくてもいい。部屋に戻って電の傍にいてやってくれ」
雷 「部屋には直ぐ戻ります。ただ、この場に電が居ないので言わせて下さい」
149:名無しNIPPER[saga]
2018/12/28(金) 20:11:15.33 ID:9bq+h7BI0
長門 (自室に戻った……)
長門 (……)
長門 (何が『時間が解決する』だ!)
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