男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」
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537: ◆YySYGxxFkU[saga]
2018/12/08(土) 23:42:51.17 ID:6+JBI1Sn0

商会長「もう良い、秘書よ」

秘書「会長……」



商会長「私は盲目的に信頼して……おまえの苦しみに気づけていなかったのだな」

秘書「会長が悪いのではありません! 全ては私がしたことです! 今まで商会に莫大な損害を与えて……」



商会長「償えば良いだけだ、私も協力しよう。それよりもこれからについてだ」

商会長「私はおまえに秘書を続けてもらいたいと思っている」

秘書「本気ですか……?」



商会長「もちろんだ。私を支えられる者がおまえ以外におるわけ無かろう」

秘書「しかし、私はスパイで……商会を裏切っていて……」

秘書「みなさんにどう説明すればいいのか……それに新参商会の会長を…………」



商会長「大事なのはそのようなことではない。秘書、おまえの気持ちだ」

秘書「私も…………叶うことなら、これからも会長の側にいたいです……」



商会長「そうか。その言葉さえあればどうにでもなる」

秘書「会長……!」



男(秘書さんは体の向きを反転させて、商会長と正面から抱き合う)



女「うん、うん……!」

男(見守る女は涙ぐんでいて)




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