男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」
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317: ◆YySYGxxFkU[saga]
2018/11/20(火) 17:54:26.93 ID:QAPqYL8a0

男「分かっていたなら最初から教えて欲しかったんだが……」

女友「ふふっ、すいません。ですが正体を隠している二人の前で告げるのも難しかったので」

男「まあ、それもそうか」

女友「二人から何か情報を得られましたか?」



男「ああ。30年前に女神教の教会を取り壊したのは二人も属する古参商会らしい」

男「当事者である商会長が宝玉をそのまま持ち続けている。だから譲ってもらえないか頼んだが当然のように拒否された」

男「交渉してもいいがそれには足りない物があると言われて、この場を去られたってところだ」



女友「なるほど。ではまた話を出来る機会を設けることが当分の目標というところでしょうか」

女友「今回の邂逅は偶然で、想定通り行政のトップである商会長ともなると話を付けるのも一苦労でしょうし」

女友「あと宝玉の対価も用意しないといけないですね」



男「そうだな」

男(打てば響くとはこのことで、特に説明することなく女友は状況や俺の危惧していることを理解してくれた)




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