男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」
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◆YySYGxxFkU
[saga]
2018/11/12(月) 17:22:51.31 ID:8qMeLV5G0
青年「この家も随分前に主が死んで空き家になっていましてね。息子もいたんですけど、都会に住み慣れたのか帰っても来なくて」
青年「家財道具もそのまま残っているし、ときどき掃除はしていたんで寝ることくらいは出来るはずです。使ってください」
女「ありがとうございます」
男(村長に歓迎すると言われた俺たち)
男(その村長は何やら準備があるということで、村の案内は残った青年がすることになった)
男(今は一通り村を見て回ったところで、最後に俺たちが泊まる場所に来ている)
青年「あともう一件空き家があるんで、そちらも案内しましょうか。それで人数的には十分ですかね」
女「ありがとうございます、青年さん。じゃあこっちの空き家は男子が使って、もう一つは女子が使うことにしようか」
男(元々異世界にやってきたクラスメイトは28人。その内イケメンとギャルは失踪してどうやらこの村にも来ていない)
男(俺たちが訪れることが分かっていたから避けたのだろう。というわけでここにいるのは26人)
男(男女比は半々ということで、一つの空き家に13人が泊まることになる。
男(だが、十分にその人数を収容してあまりあるスペースだった。かなり立派な家である。これが息子も帰ってこないで、空き家になっているということは……)
男「魔法もあるファンタジー世界なのに過疎農村ってわけか。世知辛いな」
男(ここも一つの現実なのだと俺は再認識した)
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