高峯のあ「牛丼とか……言ってる場合じゃない」【番外編A】
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88:☆F ◆AL0FHjcNlc[saga]
2019/12/05(木) 00:42:20.16 ID:JLsu4+2l0

理想的のあ「自分を信じるのよ。高峯のあ」

理想的のあ「現状に甘えるのではなく、自分の殻を打ち破るの。城ヶ崎美嘉が助けを求めているのならば、彼女のもとに真っ先に向かう以外選択肢はないわ」

創造的のあ「理想的私? だから、円満に解決する意見を私が述べたわ」

創造的のあ「事を荒立てなくても、スマートなデキる大人の対応をね。第一、彼女のもとに向かったとして何をするの?」

理想的のあ「“デキる大人”……、そう。私は常々、この言葉を口にしていた」

理想的のあ「確かに貴女の意見は正解に近い。けれども、それは本心ではない」

理想的のあ「本心ではなく自分をごまかす……、それは妥協案というのよ」

創造的のあ「くっ!」

理想的のあ「確かに私はアイドル活動の一環として、慣れないスポーツジムに通いつめ体を鍛えていた」

理想的のあ「でも、本当にそれだけが目的だったかしら」

理想的のあ「通信空手と通信ムエタイをマスターしたのも、酔拳をテープが焼切れるまで鑑賞したのも、KOFをやり込んだのも……」

理想的のあ「心のどこかで、こういうシチュエーションを望んでいたのではないかしら」

楽観的のあ「そう、そうだわっ!」

感情的のあ「カッコよく決めてあげましょう! Sランクアイドル城ヶ崎美嘉の目の前で!」

理想的のあ「Gランクアイドル高峯のあ、ここにあり!」

批判的のあ「ひ、ひえぇ……!」

中立的のあ「けれども、そんな騒ぎを起こしたら美嘉ちゃんの顔にも泥を塗ることになるんじゃないかしら。勿論、私も」

中立的のあ「俯瞰的のあ。どう思う?」

俯瞰的のあ「………」

俯瞰的のあ「先ほどのオレンジのドリンクは……」

中立的のあ「……はい?」

俯瞰的のあ「スクリュードライバーというウォッカのカクテルらしいです……」

批判的のあ「よ、よよ、酔ってる………俯瞰的のあがっ……!」

俯瞰的のあ「まあ………ね? 喧嘩とかしなくても、ちょっと腕引き離して啖呵を切るくらい………なら、ね?」

俯瞰的のあ「それほど………オオゴトにはなりませんよね?」

理想的のあ「俯瞰的のあ! さあ、意志決定を!」

俯瞰的のあ「決定!! 理想的のあの意見を採用します!!!」

俯瞰的のあ「ただし、なるべく暴力は控え、城ヶ崎美嘉の救出に務める事!これにて第716回のあ会議を修了します!!」




〜〜〜〜〜〜会議終了〜〜〜〜〜〜
【ここまで0.1秒】


のあ「……っ!」

のあ「(美嘉ちゃん、今助けに行くわっ!)」ドキドキ




ゴッ!!




男H「痛ッ………、ウッ!!」

のあ「ッ!!」


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