高峯のあ「牛丼とか……言ってる場合じゃない」【番外編A】
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87:☆E ◆AL0FHjcNlc[saga]
2019/12/05(木) 00:41:13.54 ID:JLsu4+2l0

批判的のあ「し、正直今回は静観しても問題ないのではないかしら」

批判的のあ「美嘉ちゃんはSランク。私達が思いも及ばない修羅場を潜り抜けているだろうし、処世術も身に付けているハズ」

批判的のあ「それに………そんなドタバタを快刀乱麻と一人で解決できるほど、私の技量は高くないわ……」

楽観的のあ「大丈夫よ! 通信空手と通信ムエタイを修了してるし!」

批判的のあ「そ、それは騒ぎを大きくするだけなんじゃ……」

感情的のあ「多少お酒も入っている輩だしね。手荒に場を収めることになるのも致し方ないのではないのかしら」

俯瞰的のあ「ふむふむ………では、創造的のあ。貴女はどう思いますか?」

創造的のあ「ええ」

創造的のあ「まず楽観的私も感情的私も、落ち着いて」

創造的のあ「俯瞰的私。二人に私から一杯」

俯瞰的のあ「承ります」

創造的のあ「まず、チンピラ相手だからこちらも荒事で収めようとする考えが、頂けないわ」

創造的のあ「相手と同じ土俵に上がるのはスマートじゃない。もっと多角的な視点から考えて」

創造的のあ「そもそも、美嘉ちゃんを助けに行くのは私でなくともいい。周りのバイトの人や、責任者を呼んで一緒に行けば良い」

中立的のあ「なるほど。それなら楽観的・感情的のあが意見した監視員と年上としての面目躍如も果たされるし、批判的のあが懸念したアウトローで分不相応の単独行動を起こさなくても済む」

批判的のあ「そ、それなら……、まあ……」

楽観的のあ「とにかく、美嘉ちゃんが助かるならそれでいいわ」

俯瞰的のあ「よし。では結論は出ましたね」

理想的のあ「……あまいわ」

俯瞰的のあ「……理想的のあ。既にこの議題は終着が見えています」

感情的のあ「早く牛丼も食べたいしね?」

俯瞰的のあ「意見があるのならば、端的に。そしてそれが創造的のあより正解に近い意見でなければ棄却します」

理想的のあ「正解? 正解とは私の意見に他ならない」

理想的のあ「私は高峯のあの理想形。私がなりたい私。つまり───」

理想的のあ「───高峯のあ、そのものよ」

中立的のあ「(まあ最終的にたいていは批判的のあか創造的のあの意見で会議は決着するのだけれどもね?)」

俯瞰的のあ「(あくまで理想は理想)」

批判的のあ「(だ、だけど………たまに理想的のあの意見が通る時もあるから油断はできないわ……)」



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