高峯のあ「牛丼とか……言ってる場合じゃない」【番外編A】
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48:☆1/2 ◆AL0FHjcNlc[saga sage]
2018/11/07(水) 01:52:24.28 ID:+NpPfPpP0
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【続 居酒屋】


周子「チーズケーキひとつ」

店員「かしこまりました」

のあ「ウグゥ……、ぐすっ……!」

周子「前もこんなことあったよね、のあさん。落ち込んでるアナタが、居酒屋にあたしを呼び出して」

周子「で、今日はどうしたん?」

のあ「子供が、に゙、憎イッ……!!」

周子「恐ろしい事を言い出すなあ」

のあ「中年の無遠慮なおじさんもイヤだぁ……」グスッ

のあ「初対面なのに、揃いも揃って私の事をロボットロボット……!!」

周子「あぁ、また言われちゃったのね」

周子「………」

周子「……でも、それはひとつの個性として受け止めるって」

周子「変わることも強さだって……、のあさん言ってたんだよね?」

周子「泰葉ちゃんから聞いたよ。のあさん良い事言ってたって」

のあ「…………」グスッ

店員「失礼しまぁす。お待たせ致しましたー」

店員「こちらチーズケーキです。前から失礼します」スッ

周子「おっ。早い、そして美味しそう♪」

店員「こちら生ひとつと、……少々お待ちくださいね」

店員「串盛り合わせと、石焼ビビンバと、サーモンの手毬寿司、と……」ゴトッ

店員「たこわさ、あんきもポン酢、シーザーサラダ、桜ユッケになりまーす」ゴトゴトッ

周子「───ちょっ、ちょっと!?」

店員「えっ?」

周子「こ、これ全部ウチの席の注文?」

のあ「………そう」

周子「せ、節約は!?」

のあ「日払いだし………お、お金あるよ?」

周子「日給をその日使ったら貯まらないやないかーい……!!」

店員「ごゆっくりどうぞー♪」







━━━━━━━30分後━━━━━━━


のあ「……確かに、受け入れるとは言ったけど」

のあ「最近は吉野家にも行けないし、アルバイトばっかりで、色々ストレス溜まってるの。だからいいのっ!」モグモグ

周子「(お金は貯まらないねぇ)」

周子「……いや、むしろ良い傾向かな」

周子「のあさんは普段から寡黙な人だから、不安な時はこうやってストレスをぶちまけてくれた方が、むしろ安心するよ」

のあ「……っ!」グビッ


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