丹生谷「勇太をなんとしてでも独占したい!2」
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39: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 20:22:08.90 ID:YDitP8hM0
トイレ行くわ、との丹生谷のセリフを聞いて、思わず罪悪感と友達へのいら立ち、
そして丹生谷の気持ちと平行線になったこの世界への脱力感で、机の上をただじっと見ていた。
人の声が眩しいようなやかましいように聞こえる声を微弱な体で受けとめる。
でも口が寂しいので、食べ終わりかけのディアボラを口にする。辛い。元気が出る。
でも。丹生谷......。
あ、帰ってきた。
丹生谷「よっこらしょ!」
勇太「......。......。......。 にぶ? にぶ!!」
丹生谷「あー気持ちいい!」
勇太「俺の膝の上に座っているんだが!」
丹生谷「いいクッションね〜」
勇太「降りろ!」
丹生谷「なんか臭い息が聞こえているんだけど」
勇太「(こいつ......怒ったと思ったら遊んでやがる!!心配したのに!!!)」
お前のせいで、目の前がお前の垂れる髪と背中しか見えない!匂いが女の子過ぎて頭がどうかしそうだし!
しかも太ももに体重かかって重い!血管が止まる!
勇太「行儀悪い!周り見てるぞ!」
丹生谷「......」キョロキョロ
勇太「(よし!降りろ!)」
丹生谷「ないじゃん......」
はぁ......。こうなったら、膝を揺らす攻撃だ!
勇太「のいて! (重すぎて揺らせなかった)」
丹生谷「あははは。そんなことあったわよね〜」
勇太「携帯で遊ぶな!のいて!」
丹生谷「後ろうるさいの。ごめんね」
そうだ!あいつ俺のこと大っ嫌いだったよな!こんなことするし!
先端の髪をそっと吹き飛ばしてやる!
勇太「ふっ。ふっ!。ぶっ!!!」
丹生谷「やめて富樫君!」
勇太「されたくないんだろ!俺も同じ気持ちなんだよ!分かるか!」
次は、こちょこちょ......したら本気で殴ってきそうなので、小さく腰回りをつん・つん抵抗する!
勇太「つん つん つんつんつん」
丹生谷「あははは/// やめなさい///」
勇太「つん♡ つん♡ つん♡」
丹生谷「あ、今。胸触ったでしょ」
勇太「   は   ? 」
丹生谷「セクハラ。このこと訴えるから」
勇太「(えっ......どうしよ......。触ってないよな。腰の周りだけだよな。なんで?いたい…..)」
丹生谷「なんか足垂れさがっているんだけどなんとかして!」
勇太「(いたい!いたい!いたい!いたい!足がもう限界!) おい丹生谷!重い!」
丹生谷「はぁ!!!???なんですって!女の子に失礼でしょ!我慢しなさい!」
そう丹生谷は言うと、俺の願いは確かに届いたようだ。
丹生谷は膝から立ち上がり、希望の遮光が隙間から見える。膝の痛みが一瞬で止まった。
丹生谷「よっこらせっと!はぁ♡」
なんと、体をじりじりと動かし俺の腹に来るというか、
リクライニングチェアーに背を乗せる感じで、俺の自由が完全に縛られる!
なんとか彼女の腰の前に手を回せたようだが、
腹を持ち上げると「爪が食い込んでいたい!」と言われたため何もすることができない!
丹生谷の髪の後頭部の甘い香り。丹生谷のぷにぷにした柔軟な背中。丹生谷の大きな太もも。それとは対称な重み。
くんくん、と俺は嫌がらせするが開き直ったのか飽きたのか全く動じない。
それに鼻の0cm先にある髪が良い匂いすぎて口がニヤニヤしてしまう。
丹生谷ってこんな性格してて、本当は外見みたいに素敵な人じゃないか

あ///
股間がこんなときなのに温まってきちゃった/// たっちゃった/// たっちゃったよう!!!///  
勇太「のいて/// のけよ///」ジタバタ!
抵抗するが動じてくれない!まずい!まずい!まずい!まずい!
バレたら→丹生谷に驚かれる→丹生谷にバカにされる→六花に言いふらされる→六花に振られる→勃ったのは事実である→結婚おめでとう♡
ああああああああああああ!!!!!!いやだ!いやだ!!!こんな形で結婚はいやだあ!!!
勇太「のいて/// のいて///」ジタバタ!ジタバタ!
まずい勃っちゃったよう!!!丹生谷のスカートの中にある秘部の肉が分かっていく!恥ずかしい///
俺の手もいつの間にか丹生谷のすらっとした腰を絡むように抱いているし!
ぼっき......もう/// 我慢できない///
勇太「ああああ!!///」ジタバタ!ジタバタ!
丹生谷「いたいわねえ!!!」立つ
よかった〜!俺は後ろを振り返られる恐怖心からそれが見れぬよう即座に足をクロスし、
本当は嬉しいんだけど怒った顔をする。
すると丹生谷は隣に戻った。辱めを受けるなんて......!!!
最初から、遅刻のこととか、浮気しているんじゃないかとか、金たかってくるとか、こいつ失礼すぎだろ!
あいつが地獄に落ちたら周囲を驚かせるほど高笑いしてやる!
とまあ、でも、丹生谷の笑う顔を見るとなんだか癒されてしまうのであった。


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