丹生谷「勇太をなんとしてでも独占したい!2」
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33: ◆pkD6GEA.uY[saga]
2018/08/29(水) 20:07:37.91 ID:YDitP8hM0
なんだよ気遣ったのに!気遣わなきゃ怒鳴ってくるくせに!
......。気を取り直そう。
俺はちょっと暴飲暴食したいと負の力に押されながら、パスタの底をフォークで吊り上げ、
その大皿から小皿にいちいち移す作業をするが本当にめんどくさい!

勇太「」パクパクパク
丹生谷「ちょっと!あんた取りすぎ!一度取ったら巻きつくフォークの量まで!じゃないと見栄え悪いでしょ!」
勇太「別に誰も見ていないからいいだろ」
丹生谷「そういう問題じゃないでしょ!!!デートのお約束条項その4!マナーを守る!」
勇太「(うるっさいな......)」
丹生谷「ふふ〜ん♪」ナポリくるくる
勇太「(そのまま食べちゃお)」ずーずー! ずーずー!
丹生谷「(こらっ/// 何やってんのよ///)」
勇太「(腹減ったんだよこっちは!)」ずーずー ずーずー
丹生谷「(私の取り分減るじゃない!!!やめなさい/// 大皿で食うのみっともないわよ!)」
勇太「(じゃあ丹生谷も真似ればいいだろ!早い者勝ち!)」ずーずー ずーずー
丹生谷「(ああもう!あんたのその行為世界史上最も最低!!!)」大皿パクパク
勇太「」大皿パクパク パクパク
丹生谷「」大皿パクパク パクパク
勇太「」パクパク! パクパク!
丹生谷「」パクパク! パクパク!
勇太「......!?」
えっ......?
口に入れたはずのパスタの麺が、妙に力づいて、物理法則を無視して空中に浮かぶ。
むしろ何かに引っ張られているような......。
恐怖を抱きながらもずーずーと恐る恐る麺をちゅーちゅーする。
すると、丹生谷の顔だった。
勇太「......!!!」
丹生谷「......!!!」
何か繋がっている思ったら丹生谷もその麺を吸っていたのだ。
間接キスじゃないけど間接キスみたいだな!!!
丹生谷の唾と混じっているみたいでちょっと恥ずかしい/// 
あははと笑いながらこんな奇跡有るんだなと爆笑しつつ、いつもどおり麺を吸っていく。
勇太「......///」
丹生谷「......///」
あれ
あれ......
あれえ!!!!!!
前に進んでいく!!!
あ、あわ、あわわわわわわわ!!!!!!!!
麺を吸っていけばなくなるはずなのに、一歩一歩丹生谷の顔が近づいてくる///!!!!!
やばいやばいやばいやばい!!!!!!
勇太「んんーーーー////////////////////」
丹生谷「んんんーーーーー/////////////」
これじゃナポリ食べてるじゃなくて、熱熱カップルの贅沢なキスじゃないか///
周り見ているんじゃないかって恥ずかしい!!! 
勇太「」ちゅーちゅー
丹生谷「」ちゅーちゅー
やばい/// 丹生谷と一つになってる/// え......。でも笑えないぞ......。
だんだん近づいてきて、本当にキスしているみたいになってる!!!
六花とのファーストキスのために守ってきたのに、なぜか丹生谷と近づいているーーー///
なんとか対策考えないと///
そうだ!吸ってれば前に進むんだから、丹生谷の速度を上回るぐらい早く吸っちゃえばいい!!!!
勇太「んん!!!!!んん!!!!」ちゅーちゅー
丹生谷「んんん!!!!ん!んん!!!!」ちゅーちゅー
なぜか強く吸っても丹生谷のせいで引っこ抜くことができない///
やばい/// 本当にキスするじゃないか!!!!!!!!
勇太「んーんんーんんん!(離せよ!やばいって!!!)」
丹生谷「んんーーーんんん!!!(なんとかしなさいよ!!!!)」
だんだん近づいてきて、でも吐くみたいに戻したら丹生谷の服にナポリつくだろうし。
ああ!!!!どうしよう!!!!丹生谷の慌てる瞳と鼻がくっきりしてきた!!!!!
赤い顔で人差し指をぶんぶん指摘して怒鳴るけど、あいつ全然わかっちゃいない!!
勇太「んんんんんん!!!!!!んんん////////(お前が抜けよ!!!)」
丹生谷「んーんんーんんん/////////(富樫君が引っこ抜きなさいよー!!!!!)」
勇太「んーんん/////////////////!!!!!!」
丹生谷「んんーんんーーーんんーーーーーー/////////////」


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