21: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:24:32.63 ID:edEH/mkm0
アイドルに対する憧れが全くないといえば嘘になります。テレビで自分とさほど変わらない年の子が歌っているのを見るととても眩しく感じます。でも自分がその舞台に立つ姿は想像したこともなかったです。
22: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:25:15.27 ID:edEH/mkm0
長女「プロデューサー…かあ、どんな人なんだろう」
父「ただいまー」ガチャ
母「あっ、パパ帰って来たわね、お帰りなさ〜い」
23: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:26:04.02 ID:edEH/mkm0
〜翌日 学校にて〜
友達「ねえねえ!!例のウワサ聞いた?」
響子「ウワサ?もしかしてアイドルの子を勧誘して回っているっていうプロデューサーのこと?」
24: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:27:13.06 ID:edEH/mkm0
〜学校帰り〜
長女「学校帰りにスーパーでこの量はちょっと買いすぎだったかなあ」フラフラ
長女「でも安くお肉が買えて良かった!今日も美味しい料理作らないと♪ …ん?あ、あの人…!」
25: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:45:13.15 ID:edEH/mkm0
〜同時刻〜
P「はあ、結局見つからなかったか…アイドルの卵」
P(社長…すいません、僕の力が及ばないばかりに…)
26: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:46:21.73 ID:edEH/mkm0
目を開けると、ピンク色のリボンで髪の毛をサイドテールに結んだ高校生くらいの女の子が僕の上に覆い被さる形で倒れていた。
P(こ、この子…か、かわいい)ドキッ
女の子「う、ううん…ん? きゃあっ!す、すいません//」バッ
27: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:47:39.05 ID:edEH/mkm0
女の子「本っ当にごめんなさい!!いきなりぶつかったあげく、拾い物の手伝いまでしていただいて…」
P「いいよいいよ、お互い怪我がなくて良かったよ」
女の子「私の家、7人家族なんです。だからお夕飯の食材もたくさん買わないといけないんです」
28: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:48:24.57 ID:edEH/mkm0
P「ティンときた」ボソッ
女の子「はい?」
P「い、いやなんでもな 女の子「あっ、あの!本当にありがとうございました!その、よろしければ是非お礼をさせてください!!」
29: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/28(火) 23:55:40.66 ID:edEH/mkm0
女の子「わ、私なんだってします!お願いします!!」
P「…なんでも?」
女の子「はいっ」
30: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 00:01:15.38 ID:endLyi5+0
女の子「アイ、ドル…私が、ですか?そんな…私の取り柄って家事が少し上手いってところだけですよ?」
P「最初に見た時はかわいい女の子だな〜としか思ってなかったんだ。でも君が家族のことを話す時の笑顔をみた時、確信したんだ…この子はたくさんの人達に幸せを届けられるアイドルになれるって!」
女の子「か、かわいい?//」
31: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 00:05:02.20 ID:endLyi5+0
P「ど、どうかな?」
女の子「…私、お姉ちゃんだからしっかりするようにって言われてきて…。でも、私、本当はあんまりしっかりしてないんです。」
P「僕がずっと支えてみせる」
88Res/43.99 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20