32:名無しNIPPER[sage]
2018/08/29(水) 02:15:21.44 ID:5PHOGFY+0
ちょろ過ぎて心配になるレベル
33: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 11:19:11.19 ID:endLyi5+0
〜五十嵐家〜
P「娘さんを僕にください!」
父「」
34: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 11:20:02.90 ID:endLyi5+0
母「響子に年上彼氏がいたなんて!どうして教えてくれなかったのよ〜」
長男「姉ちゃんやるぅ!!」
P「か、彼氏?…あっ、違います違います! 僕はこういう者です」スッ
35: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 11:20:49.15 ID:endLyi5+0
次男「うん、近頃芸能事務所のプロデューサーを名乗る不審者が出没しているって話だよ」
P「そ、そうだったのか…本当なのに」ズーン
長男「でも、名刺見る限りだと本物みたいだぞ。346プロって結構有名な事務所じゃないか?」
36: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 11:21:21.73 ID:endLyi5+0
父「あ、ああ。それでこの男はどこの不届きものだ?」
母「あなた!失礼よ!不届きものじゃなくてプロデューサーさんよ。響子をスカウトしに来たんですって」
父「プロデューサー?こんなド田舎にどうしてスカウトしに来ているんだ?」ジトー
37: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 16:17:09.23 ID:endLyi5+0
それから、僕は346プロで新たなプロジェクトが企画されたこと、自分がスカウトのために各地を転々としていて気づけば鳥取にまで来ていたこと、五十嵐さんと知り合った経緯を説明した。
最初こそどこの馬の骨か分からない男の姿に五十嵐さんの父親や次女さんは警戒していた。だけど僕がアイドルのプロデューサーという職業を誇りに思っていること、五十嵐さんを最後までしっかり責任を持ってプロデュースすること、何より五十嵐さんが自分の意思をしっかりと言葉で伝えると五十嵐さんがアイドルになることを認めてくれた。
最終的に五十嵐家は全員、僕のこと受け入れてくれていた。
38: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 16:18:14.91 ID:endLyi5+0
P「これでアイドルに関する要件は終わりです。ありがとうございました。」
響子「プロデューサーさん!折角の機会なんですから一緒にご飯を食べていってください!」
P「え、でもご家族にご迷惑がかかるんじゃないか?」
39: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 16:18:53.11 ID:endLyi5+0
響子「それとこれは話が別ですっ」
母「そうですよ。是非食べていってください」
父「P君、大切な娘を任せるんだ。君自身のことが知りたい。少し話していこうじゃないか」
40: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 16:19:31.81 ID:endLyi5+0
〜駅〜
P「わざわざ駅まで見送りに来てくれてすまないな」
響子「いえいえ、これから長いお付き合いになるんですから当然ですよっ」
41: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 16:20:04.13 ID:endLyi5+0
P「そんなことないさ。よくしてくれたよ。いい家族をもったな」
響子「えへへ、自慢の家族です」ニコニコ
P「…うん。やっぱり素敵な笑顔だな」ボソッ
42: ◆UpHOrkEMJ2[saga]
2018/08/29(水) 16:21:59.23 ID:endLyi5+0
それからは怒涛の毎日でした。東京へ行くための荷造りをしたり、高校へ転入届を提出しにいったりしました。
先生は驚いていたけど笑って応援してくれました。
どこから話が漏れたのかクラスのみんなにも私がアイドルになるって知られていたのはびっくりしたなあ。
88Res/43.99 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20