【安価】超高校級が集う希望ヶ峰学園へようこそ
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41:名無しNIPPER[saga]
2018/08/28(火) 19:29:46.32 ID:viT0jrMu0

その男は、希望ヶ峰学園予備学科の校門前に居ると言う。

人が多い中でも、その男は、簡単に見つける事が出来た。

雲のピアス。恐らくは空に浮かぶ雲を指している。

貝のピアス。恐らくは海にある貝を指している。

木のピアス。恐らくは陸に生い茂る木を指している。

カムクラ
「あれが………」

???
「ん?あぁ、君が神座出流か、初めまして。俺の名前は空海陸。超高校級の幸運だ」

空海 陸――クウカイ リク――

カムクラ
「超高校級の幸運……」

希望ヶ峰学園では、全国の生徒から抽選で一人希望ヶ峰学園への入学を許可する制度がある。

この男は、全国の生徒の中から選ばれた、幸運の中の幸運な男と言う訳か。

クウカイ
「で、この平凡な俺に、何か用かい?」

カムクラ
「そうだな。逆に聞いていいか?お前……」

そして、背けた双眸を空海に合わせる。

言いたくは無かったが、言わざるを得ないだろう。

カムクラ
「何で女モノの下着を着けているんだ?」

空海は下着姿だった。真っ裸でガタイの良い体に装着された不釣り合いなフリフリのブラジャーとパンティーを着けている。

クウカイ
「何で?愚問だな。法律では『男が女モノの下着を履いてはいけない』と言う項目は無いんだぜ?」

カムクラ
「変質者として捕まってしまえ」

つい本音が出てしまう。

俺の暴言も軽く受け流して、空海は二人の予備学科生徒を見かけると、近づいていく。

クウカイ
「やあキミ達、フィーバーしているかい?この俺が手解きをしてやろう。フィイイッハァ――――!!」

予備学科1
「うわぁ空海だぁ!!」

予備学科2
「逃げろッ、捕まるとブラのサイズ合わされるぞぉー!!」

ハルナシ
「強烈な人ですね、空海さん」

カムクラ
「ハルナシ、なんであれが今まで捕まって無いんだ」

ハルナシ
「さぁ。変質者である事は変わりないですが、流石は幸運枠に収まった人ですから」

カムクラ
「………」

何だろう。あいつと仲良くなると脱ぎたての下着を送られそうな気がする。

次。

>>21
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