3:名無しNIPPER[saga]
2018/08/28(火) 00:05:21.39 ID:viT0jrMu0
この学園へ訪れて二度目の春が来た。
俺は……新たな神座出流として、希望ヶ峰学園の校門の前に立っている。
カムクラ「………」
俺の手には三つの荷物があった。
一つは電子生徒手帳。
本科の生徒はこれを配布されているらしく、他の生徒の情報を記載してくれる。
ただ、俺のは特別製であるらしく、項目を見るにステータスの概念があるようだ。
俺が人工な天才となったと言うが、全ての才能を持つワケじゃない。
あくまでも、俺自身が体験した事、視覚で認識出来たものが俺の才能として宿る事になる。
つまりは、この希望ヶ峰学園の生徒と交流を深める事で、使える才能が増えると言う訳だ。
そして、あくまでも俺は俺自身のステータスのままと言う事になっている。
筋力:E(05)
速力:E(05)
知力:E(05)
魅力:E(05)
心力:E(05)
俺の目標は、ステータスの向上と才能を増やす事を重心にせよと学園長は言っていた。
二つ目は普通の、学園入学案内書。既に二年生であるが、本科へ入るのは初めてだろうと、学園長が渡してくれたものだ。
そして、最期の三つ目は、俺が転入する本科……二学年生徒の名簿だった。
そう言えば、二学年の本科生徒は一体、どんな超高校級の才能を持つのか、見て無かったな。
俺は、名簿を開いて目を通した――――。
47Res/20.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20