1:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/27(月) 22:14:00.22 ID:y0UYjy3Z0
雷雲の上に立って辺りを見渡してみると、ずうっと遠くに秋の雲が見えました。
真白でふわふわの綿のような夏の雲と違い、羽毛のようにぼんやりとしていて、それでいて絹のように輝いているのです。
まだこんなにも暑いのに夏は終わってしまうんだなあと思い、乃々は少しさみしい気持になりました。
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/27(月) 22:14:37.53 ID:y0UYjy3Z0
ころんと雲の上に寝転がってみました。
なんとなくひんやりとして、ずっとこのままこうしていたい気分でした。
青空はどこまでも広く高く澄み渡っていました。
夏の終わりの空を見ているうちに、乃々はどうしてもこの心象を残しておきたいという衝動にかられました。
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