19:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 02:01:16.49 ID:0nqjbOvK0
主人「やっぱりメイドさんは私服でも可愛いね。いつもはメイド服だから新鮮だな。」
メイド「私などそこまで可愛くありませんよ。」
主人「少なくとも僕は君のことを可愛いと思うよ。」
メイド「……ありがとございます…」
主人「カフェは駅の近くだからそこまで歩こうか」
メイド「了解しました」
主人「そういえばまだ口調が硬いよね。メイドさん」
メイド「私とご主人様は、主従関係にございます。それ以外の何でもございません…ので…」
主人「けど…僕とメイドさんは同い年だよ?」
メイド「いいのです。この口調で…これ以上親密になろうとしたら……本当に好きになってしまいます…」ボソッ
主人「?なんか言った?」
メイド「いえ。独り言でございます。」
主人「なんか今日は駅に人が多いな。メイドさん大丈夫?」
メイド「はい。私のことはお気になさらず。」
主人「そんなこと言われても…メイドさんは僕の大事な人なんだから。」
メイド「わ、私がご主人様の大切な人など…」
主人「まぁ今はとにかく人混みに気をつけて」
メイド「わかっておりま…あっ…」
ガシッ
主人「ほらね?言ったでしょ?危ないかしっかり気をつけないと」
メイド「す、すみません」
スタスタ
メイド「あ、あの…手…繋ぎっぱなしなんですが…」
主人「またメイドさんが転んだら困るから、カフェまではこのまま。ね?」
メイド「は、はい…」
メイド「なかなか雰囲気のあるお店ですね。私こういうの好きです。」
主人「古民家を改装して作ったらしいんだけど…なかなかいいね」
2名様ですねー
主人「今日は僕が持つから好きに頼んでね」
メイド「いえ。ご主人様にそんなご迷惑は…」
主人「今日は僕が誘ったんだ。それくらいさせてよ」
メイド「で、では…」
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