12:名無しNIPPER[sage]
2018/08/26(日) 01:54:03.67 ID:0nqjbOvK0
メイド「ご主人様。最近ご主人様が少し寝不足のようなのでハーブティーを淹れてみました。これでおそらく寝付けると思うのですが…」
主人「ありがとう。メイドさんはやっぱり優しいね」
メイド「いえ…仕事の一環……ですので…」
メイド「きゃあああああ」
主人「ど、どうしたの?メイドさん?」
カサカサカサカサカサ
メイド「ゴ、ゴキブリ……」
主人「うわぁ…気持ち悪いな…仕方ない。ちょっとそこの雑誌取ってくれる?」
メイド「は、はい。」
バシッ
メイド「ご、ごめんなさい。虫一匹倒せなくて……」
主人「全然大丈夫だよ。苦手なものがない人なんていないしね。」
主人「それになんか、安心したな。メイドさんは苦手なものなんてないって思ってたけど、案外可愛らしい一面もあって…」
メイド「……」プクゥ-
主人「ごめん、ごめん。」
主人「メイドさんは、恋愛とか興味あるのかな?」
メイド「!?わ、私…ですか…」
主人「うん。そんなに驚かなくても…」
メイド「わ、私はご主人様にお仕えする身、恋愛などには…興味ありません……」
主人「やっぱりそうだよね」
メイド「痛っ…」
主人「メイドさん…どうにかした?」
メイド「いえ、なんでもございません」
主人「嘘つかないで、あ!指怪我してる。今絆創膏持ってくるから水で流しといて。」
メイド「すみません…ありがとうございます…」
主人「貼ってあげるから指出して」
メイド「は、はい…」
主人「あー包丁でパックリいっちゃっていたそう……よいしょっと…貼れたよ」
メイド「……………」
主人「メイドさん?どうかした?」
メイド「いえ…なんでもございません」」
主人「それにしてもメイドさん、すごい綺麗な指してるんだね」
メイド「メイドとして身嗜みはある程度整えねばなりませんので…」
主人「仕事熱心だね」
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