40: ◆DGwFOSdNIfdy[saga]
2018/10/27(土) 05:11:05.50 ID:usTEBRsSO
夢野「流石にそれは無いじゃろう…色々な意味で」
茶柱「最早ツッコむ気も起こりませんね」
アンジー「これじゃ駄目かー」
入間「駄目に決まってんだろ」
アンジー「じゃあ楓たちを見付けるしかないねー」
茶柱「見付けたくても見付けられないから困ってるんじゃないですか」
アンジー「みんなこの家のどこかにはいるはずだし、頑張って捜せばきっと見付かるってー」
春川「あのさ…こんな事言いたくないけど、生きてる状態で見付かるとは限らないよね?」
アンジー「でもでもー、楓と斬美…ついでに是清の気配をなんとなーく感じるって神様が言ってるんだよねー」
茶柱「気配を感じるなら、彼女らの居所の当たりも付けられるのでは?」
アンジー「そこまでは判んないよー。なんだか直ぐ傍にいるような気もするし、ずっと遠くにいるような気もするんだってー」
入間「つくづく役に立たねー神様だな」
アンジー「とにかく、みんなを見付ければそれでいいんだよねー?そうすれば秘密子はもう怯えなくて済むし、終一だって元気になってくれるよねー?」
アンジー「思い立ったが…えーと、なんて言うのか忘れちゃったけど行ってくるよー」
アンジーは科白を言い終わらない内に駆け出し、エントランスホールを後にする。
春川「は?え、待─」
茶柱「行ってしまいましたね」
わなわなと震える春川。
春川「バカっ…あのバカ!!」
茶柱「怒りの余り春川さんの語彙力が男死小学生レベルに…」
入間「もう放っとけよ。ああなったらアイツに何かあっても自己責任だろ」
春川「いや、今からでも追いかける」
夢野「そ、それならウチも─」
春川「夢野じゃ夜長に追い付けないでしょ。いい?アンタたちは最原と合流したらさっさとここから逃げるんだよ。私も夜長を連れて脱出するから」
春川が退場する。
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