28: ◆DGwFOSdNIfdy[saga]
2018/10/15(月) 08:23:43.36 ID:zkoIYrCSO
入間が座敷でごろごろ転がっている。端に到達すると反対側に転がるのを繰り返し、何度も往復する。
春川「入間、またぶつかったんだけど」
入間「暇だー…夢野はまだ帰ってこねーのか?」
アンジー「確かに遅いねー」
アンジーはまだ寝ている最原に団扇で風を送っている。
茶柱「もしかして迷っているのでしょうか…」
アンジー「この家は広いからねー」
茶柱「そろそろ探しに行った方がいいのでは?」
春川「せめてもう少し待ちなよ。行き違いになったら元も子も無いし」
アンジー「転子は過保護だなー」
茶柱「友人として真っ当に夢野さんの心配をしているだけです!」
春川「どうする?もうカード配る?」
入間「んー、オレ様はパス。なんか眠くなってきた…」
茶柱「アナタが言い出しっぺみたいなものでしょうに…自由な人ですね」
赤松と夢野の悲鳴が微かに聞こえる。
春川「今、遠くから叫び声みたいなの聞こえなかった?」
アンジー「多分、楓と秘密子だねー」
入間「ふたりしてゴキブリにでもビビってんのか?ここって如何にも出そうな感じだからな」
茶柱「赤松さんと夢野さんはきっと玄関にいるはずです!今すぐ向かいましょう!」
春川「はあ…こうなったら流石に行かなくていいとは言えないか」
アンジー「アンジーは終一のお世話をするからここで待ってるよー」
入間「だったらオレ様も行かねー。ゴキブリ退治なんて天才美人発明家のする事じゃねーし」
春川「まだそうと決まった訳じゃないけど…ま、好きにすれば」
茶柱「転子と春川さんがいれば充分です!では、急ぎましょう!」
言うや否や、茶柱が座敷を飛び出す。春川も後を追う。
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