生徒会長「君の名を呼びながら胸を揉むと、すごく気持ち良いんだ」庶務「はい?」
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/24(金) 23:05:25.26 ID:a6hnrGwy0
「さて、会長が漏らした件についてだけど」

教授はいきなり本題について意見を述べた。

「客観的に見て、異常だよ」

冷笑と共に、教授は俺の罪を咎める。

「人のお漏らしで愉悦を感じてはいけないよ」

静かな口調で諭されると、泣きそうになった。

「助手くんは頭がおかしい。変態だ」

やっぱり、そうだったのか。俺は変態だった。

「良い顔だね」
「……そうですか?」
「ああ、今にも首を吊りそうな目をしている」

にやにやと、愉しげに嗤う教授は、不意に。

「しかし、そう悲観しなくてもいい」

救いの糸を、目の前に垂らしてくれた。

「教授が、俺を助けてくれるんですか?」
「ボクじゃなくて、助手くんの主観がね」
「俺の、主観……?」
「そう、客観ではなく、主観が肝心だ」

そう言って、ぐいっと、教授は身を乗り出す。
鼻先が触れそうな距離に、顔を近づけてきた。
色素の薄い瞳に、俺の間抜け面が映っている。


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