三村かな子、ラーメン放浪記
1- 20
16: ◆Dm8ArSIo3MOQ[sage saga]
2018/08/24(金) 01:21:53.23 ID:Ldms6PXC0
店員「お待たせしました。つけ麺3玉です。ごゆっくりどうぞ」コトッ

かな子「うわぁ…!さ、3玉はちょっと多すぎたかな?)

かな子(麺が太っ!他のお客さんが食べてるラーメンとは麺から全然別物みたい。スープも…ドロッドロでポタージュみたい)

かな子「ちょ、ちょっと思ってたより凄いの来ちゃったけど…いただきますっ」

かな子「麺をこうして…スープにひたして…はふっ、あふっ!あふあふっ!」

かな子「んぐっ、ほふっ!んっ、んっ……」モグモグ

かな子「っ!?凄いっ!何これ、何ていうか……とにかく凄いっ!」

かな子(ドロドロのスープは見た目のまんま物凄く濃厚っ。動物系と魚介系の旨味がこれでもかってくらい抽出されてる感じ)

かな子(太めの麺にたっぷりこの強烈なスープがからみついて…太麺のコシも強い!匂いも味も何もかもが強い!)

かな子(もう乱暴なくらい力強い味!舌にべったりこびり付くくらいの濃さなのに……不思議とそれがクセになっちゃう!)ズルズル

かな子(今気づいたけどスープの中にみじん切りの玉ねぎが入ってる。加熱しないで生のまま入ってるから時々感じる生玉ねぎのシャキシャク感や甘辛さがこの超濃厚スープを引き締めてる)

かな子(荒々しすぎて暴走気味なくらいのスープをこの玉ねぎが絶妙に手綱を握っているんだね…こんなにドロドロで味も濃いのに止まらなくなっちゃうよう)ヂュルルルッー

かな子「あぁ…このスープにご飯入れたりしたら最高だろうなぁ…」

店員「ライスありますよ?」

かな子「あ、だっ、大丈夫です!ごめんなさい気にしないでください!」アセアセ

かな子(うぅ…これからすぐお仕事だから我慢我慢…。杏ちゃんじゃないけどちょっとだけ働きたくない…)ズズーッ

かな子(コリコリしたメンマと角切りの叉焼も美味しい。3玉なんて多すぎたかなって思ってたけど、逆だよ。スープ足りなくなっちゃいそう)

かな子(うぅ…つけ麺って麺とスープのペース配分が必要なんだね…勉強不足だったなぁ)

かな子(スープが先になくならないように、麺の3分の1くらいにつけるようにして……あっ、そうか。つける加減を変えれば味の濃さも調節できるんだ)

かな子「んぐんぐ…モチモチでコシの強い麺も美味しい。スープはもちろんだけど麺そのものも美味しいっ♪」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
27Res/23.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice