三村かな子、ラーメン放浪記
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15: ◆Dm8ArSIo3MOQ[sage saga]
2018/08/24(金) 00:39:25.40 ID:Ldms6PXC0
かな子「んぐんぐ…か、辛っ!ちょっと入れすぎちゃったかな」ハフハフ

かな子(あぁ、でもまたガラッと味が変わって美味しい…それに辛子高菜とレモンも相性いいなぁ)

かな子(すっきり系鶏ダシからレモンの酸味と爽快感がプラスされて、そこに更に辛子高菜のハズレる訳が無い王道鉄板の旨味っ!)

かな子(こういう凄くわかりやすい美味しさの足し算……好き)チュルチュル


アリャリャシターッ ココロガオドルナ! ブゥンッ!


かな子(美味しかったぁ…。あ、そろそろ現場に戻らないと)

かな子(初めて食べたけど、こういうちょっと変わったラーメンを試してみるのも楽しいなぁ。ここもまた今度来よう。絶対)トテトテ

かな子(あと30分くらいかな。機材の調子が悪いって聞いたけど深刻なトラブルじゃなくて良かったぁ)

かな子(えっと、確かこの先がロケ現場だったよね。あはは、私ずっとこの近くをウロウロしてただけだったんだ)

かな子(スタッフさんたちはまだ作業してるなぁ…まだちょっと早いし、邪魔になっちゃうかもしれないからもう少しだけ時間潰してようっと)

かな子(あ、そう言えばこの近くにもラーメン屋さんがあったんだっけ)

かな子(…仕方ないよね。だって近くにあるんだもん)トテトテトテトテ


ウィーンッ シャシャッセゥェー オレニシツモンヲスルナ


かな子(わっ!お店の中に充満するこのこってりした匂い!)

かな子(床も脂でヌルヌルしてるし、油断してたら転んじゃいそうで怖いよぅ…)

かな子(えーっとこのお店は……あ、つけ麺が有名なんだ?普段あんまり食べないし、つけ麺でいいかな)ピッ

かな子(それにつけ麺なら麺とスープが別々になっててお互いカロリーを相殺し合うからヘルシーだもんね)

店員「つけ麺ですね。量はどうしますか?」

かな子「えっ?」

店員「こちら、つけ麺は1玉から自由に量を選べるようになっています。3玉からは追加料金になってしまいますが」

かな子「あ、本当だ。えーっと、じゃあ、取り合えず3玉で。あ、これ追加の分です」チャリンッ

店員「畏まりました少々お待ちください。つけ3玉一丁ーっ!」

かな子(今までのお店とは何だか雰囲気がちょっと違うなぁ。…なんだっけ、家系?っていうんだっけ)

かな子(あ、ここにラーメンの説明が書いてある。どれどれ……濃縮ガラスープと濃厚魚介ダシと濃口醤油のバンカラスープ……)

かな子(どうしよう、スープの3大材料全部に「濃」って字が入ってる)

かな子「……」

かな子「でも、美味しければ大丈夫だよね?」


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