5: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/08/17(金) 23:18:55.85 ID:1PVVxUl1O
裕美「じーっ」
P「……わかった、白状する。でも、本当につまらない理由なんだ」
裕美「いいから、教えて」
P「………照れ臭いんだ。下の名前で呼ぶの」
裕美「え……」
P「本当に、なんとなくなんだけど。関ちゃんだけ、なんだかそうなる」
裕美「私だけ……そ、そうなんだ。私だけ、なんだ。ふーん」
P「だがしかし、君がそこまで気にするなら俺の羞恥心など些細なことだ。今この時を持って名前で呼ぶことにしよう」
裕美「ま、待って。逆にそれは私の心の準備が」
P「裕美」
裕美「あふんっ」
P「どうした裕美、顔と目が赤いぞ」
裕美「目はもともと赤めだからっ! じゃなくて……だめ、だめだから」
P「どうしてダメなんだ、裕美」
裕美「と、とにかくだめなの! そういう呼び方は、その。もっと後にしたほうがいいと思うな……」
P「もっと後って、いつ?」
裕美「えっと……えっと」
裕美「えっと……Pさんの魚の骨、毎日取ってあげられるくらいになったら」
P「……それ、同棲してるんじゃないか?」
裕美「………」
P「………」
裕美「忘れて」
P「いや、なかなか忘れられる発言じゃ」
裕美「だめ! 全部忘れて! 忘れて〜〜!!」
P「どうしようかなあ」
裕美「もうっ、Pさん!!」
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