74:名無しNIPPER
2018/08/17(金) 00:36:43.21 ID:+K74wEm20
彼は手に持った刃を、見えない目で馬の横っ腹に突き立てた。腹から臓腑があふれ出し、黒泥のような血がアスファルトへとしたたり落ちた。
悪霊の掌がどす黒く、光っていた。練りあげた光弾を狙いも付けず、ただ闇雲に打ち出し続ける。
着弾した地点が溶け出していた。怒り狂い暴走する黒馬に乗り、死の銃弾を暴走機関のように幾重にも打ち出す!
家屋は全て、溶けだしていた。そこにある全てのものが貫かれ、破壊されていった
事態は悪化していた、地獄絵図だった
その一帯、草木も、動物も、生きとし生けるもの全てがその凶弾の餌食となった
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