140: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 16:59:57.59 ID:L0ciGIt40
カチカチと室内に時計の音が響く。
時刻は、もう午後九時になろうとしているところだった。
打ちっぱなしで配管が露出した天井には所々裸電球がぶら下がり、明るすぎることのない絶妙な生活空間を演出している。
海未(私はあの後気を失いましたが、希たちに助けられ、デパートを脱出。そして、『メカクシ団』と名乗る、能力者たちの団体のアジトに来ています)
海未(私を助けてくれたし、なにより全員μ'sメンバーです。悪い方々ではないでしょう)
海未(結局ニコはNo.6、私はNo.7という形でメカクシ団に加入しました)
海未は心地良い疲れを感じながらソファーに腰掛けている。
が。
海未(…ちょっと待って下さい)
海未(いつの間にやら完全に友達の家にお泊りに来た感覚になっています!!)
海未(まぁ、前に合宿はしましたけどねぇ…)
穂乃果「んにゃ…もう食べられません…あ、やっぱ食べましゅ…」
海未の左では、涎を垂らした無惨な穂乃果が、幸せそうな表情で眠りに落ちている。
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