海未「『ひとりぼっち』の、君となら」
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125: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 16:44:46.62 ID:L0ciGIt40
真夏だというのに薄紫の長袖のパーカーを着込んでおり、深く被ったフードの下からようやく目線が覗けるという程度ではあったが、海未はすぐに誰なのか解った。

海未(の、希…!)

海未(そして何より赤い『目』…。能力者の存在は本当でしたか)

海未(下手に出るよりは謝ったようが良さそうですね)

海未は頭を下げて言う。

海未「すいませんでした。考え事をしていまして」

希「別にええよ。ほな」

海未「…!」

頭を上げた時には、もう既に希の影も形もそこには無かった。

海未(…周りには人が多いといっても一瞬で人が消えるような密度はない…。隠れ蓑になるようなものも存在しません)

海未「…『自他の視覚情報を操る』能力ですか…」

ニコ『「東條希」って子?』

海未「そうです。ここに居たという事はこの建物に用事があるという事です」

海未「ここに来て正解でしたね」ニッ



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