118: ◆tHYtfyUBW.[sage saga]
2018/08/15(水) 16:38:21.87 ID:L0ciGIt40
けたたましいアラームの音で目を覚ました。
心臓が一気に高鳴り、白い天井が目に映る。
状況を全く理解できぬまま、脇にある小さい机をなぎ倒しベッドから転げ落ちた。
小さい机の上の目覚まし時計も同時に床へと落下する。
海未「…ッ!」
右のすねを大きく打った。
焼けるような痛みが一瞬遅れて脳に伝達される。
痛みと爆音への恐怖で涙目になりながら、雪崩落ちた布団を手繰り寄せ身体に巻き付けると、アラームの音が止んだ。
ニコ『おはようゴザイマス!お嬢様』ニコッ!
海未「…あなたねぇ…」イラッ
ニコ『…まぁまぁ、昨日も徹夜だったし、いつもよりかーなーりー遅く起こしてあげたのよ?』
海未「…そこにはお礼を言いますけど、明日はもう8月15日。早く手掛かりを見つけないと、新しい犠牲者が出てしまうかもしれません…」
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