79:名無しNIPPER[sage saga]
2018/08/16(木) 16:04:43.14 ID:1RkWeFQA0
――氷川家 紗夜の部屋――
友希那『お邪魔します』
友希那『もう部屋は真っ暗だし、流石紗夜ね。夏休みでも規則正しい生活を送っているみたいね』
友希那(でも、紗夜がもう眠っているのなら特にやることもないんだけど)
友希那(……せっかくだし、寝顔の1つでも拝んでから帰りましょうか)
友希那(そう思って、ベッド上までフワリと移動する)
友希那(変な慣性が乗るこの空中浮遊もすっかり慣れてしまったわね)
氷川紗夜「すー……うぅん……」
友希那『あら……少しうなされているわね。悪い夢でも見ているのかしら』
紗夜「マスク……ウサギ……星……うぅ……」
友希那『それにすごく汗をかいているし……エアコンは動いてるわよね』
友希那(チラリと部屋に備えられたエアコンに視線をやる。今の私は気温を感じられないけど、電源のランプと空気を吐き出す音はしっかり確認できた)
友希那『紗夜のことだから冷房の温度を高く設定しているのかしら』
友希那(呟きつつ、机の上に置かれていたエアコンのリモコンを見てみる)
友希那(……やっぱり30℃に……って、これ、暖房になってないかしら)
友希那『何故この真夏に30℃の暖房を……? 何か深い意味があるのかしら?』
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