111:名無しNIPPER[saga sage]
2018/08/19(日) 12:50:41.65 ID:L7rMXKsm0
花音(考えていたのは美咲ちゃんがここに来れない理由……だけど、どうしよう)
花音(このままだと美咲ちゃんはずっとここに来れないかもしれないから……言った方がいいのかもしれない)
花音(きっと私が考えてることは、美咲ちゃんとはぐみちゃんと同じことだと思うから)
花音(でももしかしたら、これを言っちゃったらハロハピがバラバラになっちゃうかもしれないし……)
薫「……何もしなかったら、何も変わらないよ」
花音「か、薫さん?」
花音(どうしよう、と考え込んでいると、いつの間にか薫さんが私に目線を合わせてくれていた)
薫「つまりそういうことだよ、花音。大丈夫。何があったって私はみんなの味方さ」
花音(そして続いた言葉はいつもと変わらないもので、やっぱりそれは失くしたくないものだった)
花音(……そうだ。このまま放っておいたって、もしかしたらみんながバラバラになっちゃうかもしれない。だから……)
花音「ありがとう、薫さん。私、少しだけ、頑張ってみるね」
薫「ふふ、力になれたのならよかった」
花音(私が勇気を出さなくちゃ……!)
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