国王「勇者よ、周りの者に別れの挨拶をすませておくんだな」
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31: ◆aS6s1yQvvE[saga]
2018/08/15(水) 00:39:16.17 ID:d3c3NbiU0
国王「さて、この後なのだが……」

国王「唐突で申し訳ないが、魔王を倒してくれた両校の選手に対する表彰式を挙行したい」

国王「この王国は、両校の選手の奮闘により、魔王の脅威を取り除くことができたのだ。朕はこの国を預かる者として、この国に住むものとして、この国で幼き我が子を育てるものとして、心からの感謝を表したいのだ」

国王「スタンドにいる者たちよ、異存はないか? 今日、この瞬間だけは、戦った両校の選手共に勝者なのだ。この王国の英雄なのだ!」

ワーワー

実況「スタンドが歓声に沸いています。球史に残る名試合となることでしょう」

国王「そして魔法使いよ」

魔法使い「……はい」

国王「学生の身として自ら戦闘行為に加わることなく、そして、誰一人犠牲を出すことなく、魔法によって魔王にダメージを与えたそなたの行動は、魔法使いの鏡と呼ぶにふさわしい」

国王「追って、魔道アカデミーを通じ、名誉学士の称号を授けることを約束しよう」

魔法使い「……ありがとうございます」

魔法使い「……ということは、卒業は?」

国王「無論、確約される」


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