国王「勇者よ、周りの者に別れの挨拶をすませておくんだな」
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30: ◆aS6s1yQvvE[saga]
2018/08/15(水) 00:36:45.34 ID:d3c3NbiU0
東打者2「しかし、勇者とやらは見かけませんでしたが」

西投手「そうだそうだ。グラウンド上にはこの魔王と俺たちしかいなかったぞ」

国王「いや、勇者隊の魔法使いが陰ながら魔王に攻撃を仕掛けていたのだ」

国王「勇者! 魔法使い! 出てくるがよい」

魔王使い「……どうも」ペコ

勇者「うむ、いかにも予が勇者である。皆の者、勇敢に魔王に向かってくれたこと、嬉し……」

国王「試合中に球が入れ替わったり、バットが入れ替わったり、奇怪なことが立て続けに起きたであろう」

西投手「ああ」

東打者2「確かに」

国王「あれは、ここにおる魔法使いが魔王による攻撃を防ぐべく、とっさの判断で行ったことなのだ」

西捕手「怪奇現象の裏にそのような真実があるとは思わなんだ」

国王「しかしその結果、このゲームをめちゃくちゃにしてしまったことはこの国を預かる者として深くお詫びしたい」

東MOB「いえ、そんな……」

国王「明日以降、魔王の襲来した時期に遡及し、9回表の最初から改めてゲームを続けることとさせていただく」

西MOB「ありがとうございます!」


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