14: ◆RDGcisPe7c
2018/08/11(土) 14:34:33.16 ID:WQl906+d0
咲耶「私はね、特別アイドルに思い入れがあったわけじゃない。ただ人を楽しませて、喜んで貰えるにはどうしたらいいかって考えてた時にアナタからの話を聞いて、それもいいかってぐらいの気持ちでアイドルになったんだよ」
P「そういやそんなふうに言ってたな。けど今はどうなんだ?」
咲耶「楽しいよ。皆の笑顔を見られるのはとてもやりがいがあるし、充実した時間を過ごせてる。それにいい仲間たちやアナタにも出会えたしね。だけどこれが本当に私のやりたい事だったのかと聞かれると、正直よくわからないんだ」
15: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/08/11(土) 14:35:53.16 ID:WQl906+d0
咲耶「ああ、しっかりやるよ…でもさ」
P「まだ何かあるのか?」
咲耶「もしもだけど。例えば私がやりたい事を何も見つけられなくて、アイドルへの情熱も無くしてしまったら。その時はちゃんと、さっき言ったことの責任を取ってくれるんだろうね?」
16: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/08/11(土) 14:36:34.56 ID:WQl906+d0
P「お前ね…」
咲耶「冗談だってば。さて、帰る前に少し体をほぐしておこうかな。レッスンルーム空いてたよね?」
P「ああ、程々にな」
17: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/08/11(土) 14:38:59.29 ID:WQl906+d0
(レッスンルーム)
咲耶「ふう。ちょっと攻めすぎたかな…あれ、鍵あいてる」
18: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/08/11(土) 14:40:04.73 ID:WQl906+d0
咲耶「ふふ。まあさっき聞いてた通りだよ、それ以上でも以下でもないさ」
恋鐘「な、なんね。それじゃあ別に具体的な事はなんにも…」
咲耶「でもまあ、そうだね。いつかはそういう事になるのも悪くはない、ぐらいには考えてるかな?」
19: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/08/11(土) 14:44:39.48 ID:WQl906+d0
咲耶「ああ、約束するよ」
恋鐘「ならよかった。それじゃ、レッスンしよっか?」
咲耶「うん、始めよう」
20: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/08/11(土) 14:46:22.16 ID:WQl906+d0
(翌日)
咲耶「味はどうだい?」
21: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/08/11(土) 14:52:49.45 ID:WQl906+d0
P「ごちそうさま。本当に美味かったよ、ありがとうな」
咲耶「お粗末さまでした…どうだろう、私はいいお嫁さんになれるかな」
P「はいはい。昨日のそれまだ言ってるのか」
22: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/08/11(土) 14:53:18.85 ID:WQl906+d0
咲耶「お待たせ。それじゃあ行こうか」
P「おう。じゃ、車回してくるよ」
咲耶「頼んだよ。あ、それと」
23: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/08/11(土) 14:55:33.98 ID:WQl906+d0
訂正
>>15
×咲耶「ああ、しっかりやるよ…でもさ」
↓
24: ◆RDGcisPe7c[sage saga]
2018/08/11(土) 14:59:09.25 ID:WQl906+d0
(おまけ)
はづき「へぇ、私がお休みの時にそんな事言われたんですか。モテモテですね〜、ちょっと羨ましいかも」
P「からかって楽しんでるだけですよ。ほんと、どうしてウチはこうなんだか。他所のユニットはこんな事ないんでしょう」
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