1:名無しNIPPER
2018/08/08(水) 04:38:48.00 ID:QHvSZCbB0
二十二の夏
晴れて希望通りのファッション系の職種に就き、一年が経とうとしていたころ
私の部屋に同居人ができた。
クタクタになった帰り路、久々に会った尊敬する先輩はどうにも記憶の中と雰囲気が違っていた
なんだかぐったりとしていて、やつれているような
それに、こうして声を掛けるまで私に気づかなかったようで
反応も過剰なほどの声を挙げる
それを見た私はただ事では無いことを悟り、さっきまでの疲れを忘れて急いでその場を後にした
先に言っておく、私は、渡辺曜はダイヤさんだから助けたのではない
aqoursのメンバーであれば誰だろうとそうしただろう
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2:名無しNIPPER
2018/08/08(水) 04:51:25.36 ID:QHvSZCbB0
ダイヤ「...すみません」
意外とすんなり事情を話してくれた、ダイヤさんは全く悪くないのに丁寧に謝罪の言葉までつけて
事情自体はなんてことない、単純明快なことだった。
3:名無しNIPPER
2018/08/08(水) 04:58:54.83 ID:QHvSZCbB0
ダイヤさんへの返事は一つ、もう決まっている
曜「ダイヤさん...」
ダイヤ「なんですか?」
4:名無しNIPPER
2018/08/08(水) 05:04:05.37 ID:QHvSZCbB0
その後の夜の事はよく覚えていない、ダイヤさんにたらふく酒を飲まして愚痴を聞いていたりしてたと思う
ただ、次の日の朝はダイヤさんのおかげで寝坊もせずに久々のまともな朝食を食べて仕事へ向かったことは新鮮で一生忘れないと思う
話はここからだ
5:名無しNIPPER
2018/08/08(水) 05:13:19.13 ID:QHvSZCbB0
当然ダイヤさんが居なくなったことは旧友たちの耳へ届き、予期せぬ形でのaqours再会となった
それから鞠莉ちゃんの援護の元、ルビィちゃんの説教がさく裂
今ではあのルビィちゃんが実の父親で地主を土下座まで追い込んだことはお酒の席では鉄板ネタだ
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