341:Falsemanの人[saga]
2018/08/24(金) 01:10:25.34 ID:CqG7TZp60
勇者「……魔法使い。時間が有限なのは自分も魔法使いもみんな同じ。だから未来視にすがりたくなる気持ちはわかる。しかし、それだけを見て安心してはいけないし、怒ってもいけない」
勇者「(この本に書いている未来を変える方法が真実かは不明。しかし、意思を持たないまま未来を迎えて幸せなのか?)」
勇者「安心できるほど、怒れるほど意思を持って動いたか?
そして、たった一人の意思で未来が大きく変えられると思ってないか?」
魔法使い「っ!?(ガーン」
勇者「しかし……。魔法使いがお見合いに来たときは嬉しかった。その意思は少なくとも、自分を大きく変えてたと思う」
魔法使い「私が…あなたを変えた?」
勇者「変えたとも。おかげで自分の予定項目に今日のデートが埋まっている。自分にとっては大きな変化だ」
魔法使い「なんだ……。
でも、デートなんですね。これ…(エヘヘ」
勇者「疑問。自分はまだ鈍感か?」
勇者「(日々は小さな変化の積み重ね。それが大きくなり未来を築き、渡っていく。
その原動力は意思。これに間違いはない。そう思いたい……)」
紆余曲折魔法使いED……だと思う。きっと
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