340:Falsemanの人[saga]
2018/08/24(金) 01:08:50.85 ID:CqG7TZp60
勇者「魔法使い。君は…」
勇者「今を生きて実現させようとは考えないのか?」(計75奇)
魔法使い「え?」
魔法使い「き、気づいていたのですか?てっきり結婚に興味の無い鈍感で……」(41奇)
勇者「傷ついた。えーん」
勇者「(あれだけアピールされてお見合いにまで足を運んでいただければ、好意に気づかないわけがない。それはともかく、)」
勇者「自分は魔法使いの魔法が大好きだが、あの日の村祭り中の案内も印象深い。自分にとっての魔法使いはお見合いの話を加えてそれが全てだ。
対して魔法使いは未来視で自分をよく見てよく知っている。これだけ魔法使いが有利にたっているにも関わらず、ちょっと未来が思い通りにいかないとすぐそうやって怒りを自分にぶつけるのか?行き先もわからない自分に?」
魔法使い「そ、それは……あなたに愛されない未来だったから?」
勇者「どうしてそこで受け身になる!?」
暗殺者「!?」
魔法使い「!?」
勇者「自分が愛されないから愛さない。愛されているから愛し返す。愛しているから愛される。
恋愛とは、そんな機械的なものじゃないだろ!!例えば共に迷いながら探していくものだったり、一方的だったものがやがて絡み合うようなもっとこう、熱の籠ったものだろ!?」
暗殺者「(勇者が……キレた?
もしかして私と勇者の違いって……この……熱?)」
暗殺者、空気を読んで離脱
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