巌窟王「これは、嘘で世界を変える物語だ」 アンジー「あなたの名前は――」
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543:逆転の人  ◆SxyAboWqdc[saga]
2019/08/23(金) 21:15:24.85 ID:fnuzjqNf0
茶柱「……最原さんが」

ネコアルク「?」

茶柱「最原さんが起きたときに転子がいないと、危なっかしいでしょう」

茶柱「脊髄反射で無茶をしますし」

モノクマ「巌窟王さんの影響で自分から飛び込んで行ってたよね。火に」

ネコアルク「人間がサーヴァント相手に張り合うとかエアーズロック相手にメンチ切る以上の無意味なんだけどにゃー」

茶柱「確かにこの学園で一番の無意味バカでしたが……転子以外の人間に彼の悪口言われると物凄くムカつきますね」

モノクマ「茶柱さんの沸点はヘリウム並みなの?」


ガチャリンコ


星「茶柱。最原は起きたか?」

茶柱「まだですね。夕方までぐっすり寝てても不思議じゃない眠りっぷりです」

星「そうか。コイツは少し頑張り過ぎていたからな。休めるのなら休んでいた方がいいだろう」

星「これは東条の作った朝飯と、スポドリと包帯だ」

茶柱「あ。ありがとうございます」

茶柱「……えーっと、最原さんの包帯の取り換えは星さんがやってくださいね。転子そのために星さんに声をかけたんですから。身を切る思いで」

星「やれやれ。じゃあ先に手を洗わせてもらうぞ。そういうことをするのならな」

モノクマ「……」

モノクマ「あれ? 水道、まだ生きてるの?」

茶柱「え」

星「……ム……? 確かに妙だ。何故施設としての能力がまだ生きているんだ? 全部終わったはずだろう」

ネコアルク「……あー……施設の長がまだ生きてるからじゃないですかにゃー……」

茶柱「……仮にそうだったとしても転子たちには関係ありませんね。あの傷じゃあ長く生きられないはずですし」

星「赤松に全部任せるべきだろうな。むしろアイツを手伝おうとするのは野暮だぜ」

茶柱「……」


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